ちきの映画日記

映画を見て、個人的に魅力的だと感じた点を拙い文章で紹介します。

アンテベラム 感想 「原題:ANTEBELLUM」 地獄とエンタメの共演

今回、「ゲット・アウト」や「アス」のプロデューサー制作の新作スリラー映画「アンテベラム」を鑑賞しました。

ほぼ前情報なしで観ましたが、これは凄い作品でしたね…。

もし、鑑賞する気があるのであれば、予告編もこのブログも見ず、今すぐ観に行ったほうが良いです!

何も知らずに観ると、衝撃度150%位になりますw

本作は南北戦争時代の黒人奴隷制をテーマに過去と現在を描くスリラー作品。

地獄のような差別描写で黒人差別に対する強い怒りを示しながらも、中盤以降の展開では観る者に大きくエンタメ性を感じさせる、傑作ホラーでした!

 

一応予告編貼っておきますが、未鑑賞の方は観ないほうが良いと思います…。


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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 感想 「原題:007/No Time to Die」 さらば、クレイグボンド。

本来の公開日からおよそ一年半……。

ようやく007の最新作、ノー・タイム・トゥ・ダイが公開されました!

もう本当に待っていた!

クレイグボンド大好きな私としては、ようやく鑑賞することが出来て本当に嬉しかったです…。

本作は、恋人と共に生きる事を決めスパイを引退したボンドが、かつての宿敵そして新たな凶敵の出現によって再び戦いの渦に巻き込まれる作品。

まさに、クレイグボンドの集大成!様々な組織の思惑入り混じる中で、ボンド個人の物語の決着へ。これまでのクレイグボンド作品を観ている方なら、興奮、感動必至の作品でした!

 


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ザ・ヴォイド 変異世界 感想「原題:The Void」 ホラージャンル大渋滞の地獄絵図

今回は「ザ・ヴォイド:変異世界」というB級ホラー映画を鑑賞しました。

ホラー映画好きの方たちの間では、結構評判になっている作品だと思います。

本作は、主人公の保安官が怪我人を運び込んだ先の病院で起こる、恐ろしい出来事の数々を描いた作品。

予測不能なストーリー展開や容赦のないゴア描写、グロテスクなクリーチャーなど魅力的なホラー要素てんこ盛りの良作でした!

 


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バック・トゥ・ザ・フューチャー 感想 「原題:Back To The Future」デロリアンは私たちもタイムスリップさせてくれる

マーティがデロリアンでタイムトラベルをしてから、35年…。

再び映画館に誰もが知る超名作、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が帰ってきました!

私は20代なので、自分が生まれる前の名作を実際に映画館で観ることが出来て感無量です…。

本当に観れて良かった…。

本作は、デロリアンというタイムマシンに乗って過去にタイムトラベルしたことによって巻き起こるトラブルなどを描いた作品。

私たちを1980年代のキラキラした時代にタイムスリップさせ、観た人に元気を与えてくれるエンタメ作品における超傑作です!


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ロンドンゾンビ紀行 感想 「原題:Cockneys vs Zombies」マヌケとお年寄りvsゾンビ

2013年公開のイギリス発ゾンビコメディ映画です。

ラージャンルにおいてのコメディ映画って大体ゾンビ系なイメージがあるんですがこれって何故なんでしょうねぇ…。

本作はドジでマヌケな兄弟と老人ホームのお年寄りたちが、ゾンビまみれの町からの脱出を試みるという作品。

B級ホラー好きにはたまらない適度なチープさと、ツッコミどころ満載でクスッと笑えるゾンビ映画です。

 


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キャンディマン(2021年) 感想 「原題:CANDYMAN」 完璧にしてパワーアップした続編!

今年の秋は怒濤のホラーラッシュで、魅力的な作品が数多く上映されていますが、今回は「キャンディマン」を鑑賞しに行きました。

1992年の同名作品の精神的続編ということで世間で少し噂になってましたね。

しかも、今回は話題の「ゲットアウト」や「アス」などのメッセージ性の強いホラー作品を生み出してきた、ジョーダン・ピールが製作に関わっているということで、個人的に超期待していました!

本作は、画家の黒人男性が、作品の題材としたキャンディマンの都市伝説を追っていくにつれ、徐々に闇の世界へと引きずり込まれていく様を描いた作品。

オリジナル作品の流れをしっかり汲みつつ、昨今の黒人差別問題に深く切り込んだ、完璧な続編にして傑作ホラーでした!

 


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キャンディマン(1992年)感想 「原題:CANDYMAN」悲劇のヒロインと悲劇のモンスター!?

今年の秋は怒濤のホラーラッシュで、魅力的な作品が数多く上映されていますが、今回は「キャンディマン」を鑑賞しに行きました。

ただ、この作品を見た後に「あ、これ一作目観なきゃいけないやつだ」と強く感じたので、アマゾンプライムでレンタルしちゃいました。

なので、今回は先に一作目の「キャンディマン(1992年)」の感想を書いていきたいと思います。

本作は大学院生のヘレンが、一部地域で都市伝説とされているキャンディマンを追っていく内に、徐々に狂気の世界に足を踏み入れてしまうという作品。

ヒロインがとにかく不憫で可哀想なのですが、最後はスカッとするスラッシュホラーでした!


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